2020年度日本語教育能力検定試験 速報レポート その1

2020年10月26日(月)
Category:コラム
こんにちは。
三幸日本語教師養成カレッジで検定試験対策講座を担当している青山豊です。
昨日実施された日本語教育能力検定試験を受験してきました。
そこで終わったばかりの試験について今日から何回に分けて、受験レポートをお送りします。
まず第1回目の今日は「日本語教育能力検定試験は変わったか?」(その1)を下記目次の観点からお伝えします。
出題形式について
これについては……、「変わらなかった」とお伝えしましょう。
その根拠になるのが下の表です。
このリストは昨日の試験Ⅰについて、その大問ごとに
・テーマ
・出題数
・分野
・得点
に分けたものです。
テーマは、問題文を読んで、私が「名付けた」ものに過ぎませんが、イメージを持っていただくのに役立つかと思います。
出題数は、小問の数。これは昨年までと変わっていません。
分野は、5つの分野のどこからの出題かということなのですが、これも例年同様です。
得点は、今後解答速報を見て、私が何点取れたかを書いていくところです。
(実際の点数は企業秘密です。)
こうして見ると
言語一般 40点
言語と教育 20点
言語と心理 15点
言語と社会 15点
社会・文化・地域 10点
という大枠は変わっていません。
印象に残った問題について
試験Ⅲの最後の記述問題のテーマは「やさしい日本語」でした。
予想はしていましたが、「やさしい日本語」について、400字で論じることの難しさを改めて感じました。
今年度は、問題文の中にキーワードが3つ与えられていて、「一つ以上を選んで」という指定があったことが新鮮で驚きました。
試験会場のコロナ感染対策について
今回の試験は、コロナ感染拡大予防のため、例年より会場数を増やしての実施となりましたね。
私は池袋の東京電子専門学校で受験しました。
エレベーターは4人に制限され、係の方が丁寧に誘導してくださっていました。
試験監督者はビニール手袋をしての問題配布・回収。換気のため窓、ドアを開けての実施でした。
全体に緊張した雰囲気が漂っていましたが、受験そのものは平穏に。
今はとにかく実施されたことに感謝です。
今回は検定試験を受けた感想を簡単にお伝えしました。
さあ次に気になるのは登場したキーワードですね。
それについては次回!
2020年度日本語教育能力検定試験 速報レポート その2はこちら
執筆:青山豊
(プロフィール)
日本語教師歴約30年。日本語学校、日本教師養成講座の現場で活躍。
2001年度~2019年度まで19年連続で日本語教育能力検定試験合格中。
“検定から学び続ける”をモットーに、現役日本語教師にも役立つ【知識】と【実践力】を融合させる検定試験対策講座を行っている。
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