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日本語教育能力検定試験の難易度

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2020年2月27日(木)

Category:コラム

日本語教育能力検定試験に合格することは、日本語教師の資格を取得するために、多くの人に門戸の開かれた条件となっています。
今回は、この日本語教育能力検定試験の難易度について、詳しく解説していきたいと思います。

日本語教育能力検定試験の難易度について

以前書いた【日本語教育能力検定試験とは?】では、「日本語教育能力検定試験の合格ラインは170点前後」と書きましたが、肝心の難易度はどれくらいなのでしょうか。

 

日本語教育能力検定試験とは?:https://www.sanko-nihongo.com/column/jltct/

 

2018年度の試験では、全科目受験者6,801人に対して合格者は1,937人としており、合格率は約28.3%となっています。

何年も不合格になっている人もいるため、比較的難易度の高い資格であると言えます。

苦手科目をなかなか克服できず、苦戦している人は多いです。特に試験Ⅱの聴解問題や試験Ⅲの記述問題や分野横断的な問題があるため、自分はどこが苦手なのかを知り、早めに対策を始めることが合否を分けると思います。

受験勉強中の人はこんなことで悩んでいる!


日本語教育能力検定試験は難易度が高く、どのように勉強すればいいのか悩んでいる方も少なくありません。ここでは、多くの人が悩んでいるポイントについて、いくつか紹介したいと思います。

 

聴解問題の対策

まず受験勉強中の方が悩んでいることが多いのが、「聴解問題」についてです。40問のうち半分は音声学・音韻論の知識を耳で聴いて答えるリスニングの問題であることから、筆記試験とは違った形で勉強を進めていく必要があります

対策としては、聴解問題の音声を3ヶ月間ほど聴き込むことが理想的です。今までの過去問など、全ての内容を網羅する必要はありませんが、CDを聴くことでリスニング問題に対しての苦手意識を克服することが大切なので、焦らずに耳を慣らしていくことが重要になります。

記述問題の対策

続いて、受験勉強で悩む人が多いのが、記述問題の学習法です。記述問題は与えられた課題に400時程度で自分の考えを述べる問題が出題されます。

模範解答の構成を参考にして文章の展開の仕方を身に付けることがひとつのコツです。
つまり、インプットだけでなくアウトプットすることで点数の取れる文章に近づけていけるということです。

さらに、第三者に見てもらいフィードバックをもらうことがとても効果的です。
そうした意味では、独学で合格を目指す方であってもある段階で日本語教育能力検定試験対策講座を受講して、添削をしてもらうことをオススメします。
日本語教育能力検定試験対策講座とは、「420単位時間以上の日本語教師養成講座」とは異なり、日本語教育能力検定試験に合格することを目的とした講座です。

過去問について

他にも、過去問はどれくらい遡って解けばいいのか悩むという方も多いでしょう。過去問については、基本3年分は解いておく方が望ましいです。

過去問を解くことで、問題の形式に慣れることができるので、雰囲気をつかむためにも必須の対策となります。

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