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本番直前!2020年度日本語教育能力検定試験 ワンポイント問題

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2020年10月24日(土)

Category:お知らせ

いよいよ明日は、日本語教育能力検定試験の本番ですね!

 

受験される方、心の準備はできていますか?

 

今年の試験は、コロナ対策を徹底しての開催となるため、

JEESのサイトに、「受験者の皆様へ」として注意事項が公開されています。

 

すでに確認済みかもしれませんが、10/13(火)にご案内が追加されていますので、
念のため、ご確認ください。

 

<10/13(火)追記事項>
○ 試験当日は受験者全員に検温を行いますので、早めの来場にご協力ください。発熱(37.5℃以上)が確認された場合、受験を控えていただきます。
○ 試験中に頻繁に咳をする等の症状が確認された場合、別室に移っていただき、受験していただくことがありますので、ご了承ください。
○ 試験の適正な運用を図るため、試験官、監督者の指示に従わない場合は、退場とさせていただく場合があります。

 

特に、今回は「自己ヘルスチェック表」の提出が必須となっています。
くれぐれも忘れないよう、お気を付けください!

 

さて、皆さん試験前最後のチェックに余念がないと思いますが、
当校からも最後にワンポイント2択問題をお届けします。

 

検定試験19年連続合格中の青山豊講師が、受験前にこれだけは押さえておいてほしい問題を厳選しました。
ぜひご確認ください。

 

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厳選‼直前ワンポイント2択問題
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【Q1】動詞の文法カテゴリーのうち、話者の心的態度を表す要素のことを言うのはどちら?
a アスペクト     b モダリティ

 

【Q2】日本語の「あのう」や「えー」のように、発話の意味外で、聞き手の注意を引いたり、自分が考え中で あることを示す音声のことを言うのは?
a フィラー     b ムーブ

 

【Q3】あるテストが、測ろうとしているものを実際に含んでいるか、測れるように作られているかどうかの程度を示す概念のことを言うのは?
a 信頼性       b 妥当性

 

【Q4】改訂常用漢字表に含まれている漢字の数。正しいのは?
a 1,945字     b 2,136字

 

【Q5】「内容言語統合型学習」を意味するのはどちら?
a CEFR         b CLIL

 

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解答・解説
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【A1】b モダリティ(a アスペクトは動詞の表す動きのうちの開始(~し始める)、途中(~している)、終了(~し終える)などの局面を表す要素。)

 

【A2】a フィラー(b ムーブは、ある談話で、話し手が発する発話の最小の機能的単位を意味する。例えば、yesの返答、noの返答、理解を示す返答など、ターンよりも詳細な機能的単位。)

 

【A3】b 妥当性(a 信頼性は、同じ条件で、同じ受験生に対して同じテストを実施した際に、同じ結果がでるかどうかを示す概念。多肢選択のテストで問題数が少ないと、まぐれ当たりの影響で信頼性が下がる。)

 

【A4】b 2,136字=2010年に内閣告示された。(a 1,945字は改訂される前の常用漢字表の漢字の数。)

 

【A5】b CLIL=Content and Language Integrated Learningの日本語訳。(a CEFRはヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment))

 

いかがでしょうか?
本番では、緊張と時間のプレッシャーがあり、
きちんと覚えていたはずのものでも「あれ、どうだったっけ!?」と不安になることもあります。

 

当校の検定対策で繰り返しお伝えしているのは、『めざせ8割、つかめ7割』です。

 

分からない問題が出てきても当然だと、どんと構えて、自信をもって試験に臨んでください。

 

皆様の努力が報われるよう、心からお祈り申し上げます。

 

 

三幸日本語教師養成カレッジ

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